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ワシントンホテル株式会社
代表取締役社長
長谷川 太
当社は1964年の「名古屋国際ホテル」の開業を皮切りに、1969年には「ワシントンホテル」の第1号店を名古屋市に開業いたしました。以来、私たちは、お客様の利便性と快適性を第一に考え、ホテル施設としてのハード面、並びに備品や従業員の接客サービスといったソフト面の質の向上に取り組んでまいりました。
今、私たちは『安全・清潔・親切⼼あふれるリーズナブルなホテル事業を通じて、旅する⼈と働く⼈を幸せにする』という経営理念を掲げ、お客様の旅が活き活きと充実したものになる様、サポート出来る存在でありたいと願っております。スタッフ一人ひとりが、常に快適な空間づくりと、あたたかなおもてなしを心がけ、ひとりでも多くのお客様に「よかった、また来るよ」というお言葉を頂戴できるよう、日々努めてまいります。
これからもお客様のご期待と信頼にお応えできるよう、ホテルを営む会社としての誇りと責任を持ち、「ワシントンホテルプラザ」と「R&Bホテル」をトップブランドに育てていくたゆまぬ努力を続けてまいります。
今後のホテル業界は、Web会議の普及などによりビジネス出張需要はコロナ前水準に戻らないまま推移することが想定されるものの、観光・レクリエーションを目的とした国内宿泊旅行は堅調に推移し、訪日客についても増加傾向が続くと見込んでおります。このような環境下、当社は以下の課題に取り組んでおります。
①商品力の向上
競争力強化のため、1年に2〜3事業所の大規模リニューアルを引き続き実施していくほか、複数名利用に使い勝手のよいツインルームやコネクティングルームの新設、ベッドマットレスの「エアウィーヴ」への更新、デュベ布団への変更といった快適性向上のための部分改修を継続してまいります。
②営業セールス・告知強化
予約センターを開設したことにより受注体制が強化されたことから、国内外の旅行代理店への営業活動や、旅行博覧会・商談会への出展をより拡大することで、レジャー客や訪日客のさらなる集客に繋げてまいります。また、Webでの販売においては、海外OTAのプロモーションに積極的に参画するほか、検索エンジンやSNSを活用した広告により露出を強化してまいります。
③収益力の向上
レベニューマネージャーを中心に、需給を先取りした料金コントロールの精度を上げるとともに、定期的に基準料金を見直すことで、料金変動自動化ツールの効果を最大化させてRevPAR向上を図ります。また、運営コストの増加に対しては、需給環境のバランスをみつつ、品質を向上させながら販売単価に適切に反映させることにより対応してまいります。
④顧客基盤の強化
当社の会員制プログラム「宿泊ネット」については、定期的な入会キャンペーンの継続や、他OTAとの価格差等の優位性による囲い込みにより安定顧客の獲得に努め、2026年3月期末に会員数50万人を目指します。また、既存会員への新たな情報発信や特典等の利用喚起策を実施するほか、企業・団体対象のネット法人会員の拡大にも取り組んでまいります。
⑤人材育成
当社の将来を担う人材育成のため、教育体系の整備を推進してまいります。2024年4月より動画研修カリキュラムの運用をスタートしたことに加え、研修への参加や自己啓発支援の体制を強化します。また、個人の教育状況を評価・分析できるツールを導入することで、効果を高めてまいります。
今後も、時代の変化に対応し、お客様に選ばれるホテルへ進化していくよう、全力で取り組んでまいります。
引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024年6月26日 代表取締役社長 長谷川 太